ぜんまいと水晶振動子を融合し、クオーツと同等の高精度を実現した、独創の機構スプリングドライブムーブメント。 とはいえ、なにぶんこのムーブメントは実用本位であり、ニッケル製テンワやあまりにも実用的な仕上げを伴わないブリッジ(受け)など、見栄えでも精度の点でも高級時計を主張するには厳しいものがあった。そのためセイコーは高級機械式時計の再興のために新しいムーブメントの開発に取り組んだ。水が無いが故に水を感じる。そう枯山水はまさに引き算の美学。必要最小限の素材にすることによって、水や山などの自然を感じさせる。質素であるが故に贅沢であるという感覚。削いでいくことで、主義主張だけが残る。グランドセイコーは